商品の説明
●江戸明治和本●歌仙絵抄[三十六歌仙絵抄]色刷り稀書
【判型】特大本1冊。縦294粍。
【作者】藤原公任撰。藤原正臣(山本清渓)注。喜多武清(可庵)画。源顕祖(槐庵)書。
【年代等】文化7年3月藤原正臣序・凡例。文化7年春自跋・刊。
【備考】分類「絵画・和歌」。多色刷り。『歌仙絵抄[三十六歌仙絵抄]』は、歌仙絵本に和歌の注釈を付したもの。半丁1人1首。彩色刷の画像は古図に基づき、装束や色目について官位や時代の考証を加えたものという。上欄に各歌人の時代や官位・出自、歌の出典と簡略な注釈を記す(西尾市岩瀬文庫・古典籍書誌DB参照)。/藤原公任の『三十六人撰』に載る平安時代の著名な歌人36人、いわゆる「三十六歌仙」の和歌1首と肖像画を各頁(半丁)に載せ、その上欄に歌人の略歴や歌意についての解説を添えたもので、全頁色刷りで、柿本人麻呂・凡河内躬恒・大伴家持・在原業平・素性法師・猿丸大夫・藤原兼輔・藤原敦忠・源公忠・斎宮女御・源宗于・藤原敏行・藤原清正・藤原興風・坂上是則・小大君・大中臣能宣・平兼盛・紀貫之・伊勢・山部赤人・僧正遍昭・紀友則・小野小町・藤原朝忠・藤原高光・壬生忠岑・大中臣頼基・源重之・源信明・源順・清原元輔・藤原元真・藤原仲文・壬生忠見・中務の順に掲げる。画工の喜多武清(1776-1857)は、江戸後期の画家、江戸の人。谷文晁に学び、花鳥画・人物画を得意とする。読本の挿絵・美人画なども描き 古画の鑑定・模写も行った,作品に山東京伝の「優曇華物語」の挿絵、画集に「扇面画譜」など。字は子慎。通称は栄之助。別号に可庵・五清堂。
★原装・題簽付・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。★【参考価格(初出品時の相場です):日本の古本屋で、132,000円】。
商品の情報
カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > その他商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域埼玉県